
今年のゴールデンウィークは長かったですね~。
なんだかんだで、半分は会社に出ましたけど、フルに
休んでしまうと体がかえってだるくなってしまいますね(笑)

さて、先日個人のお客様よりラケットのガットを張るマシンの
部品の加工のご相談を受けました。
上の画像は、私のストリングマシンになるのですが、
もともと私はテニスが好きで、仕事としてプロショップで
ストリンガー(ガットを張る職人)をしておりました。
当時は年間で3000本以上は張っていたと思います。
ですので、個人的にも楽しいお仕事でした^^。

加工内容としましては、上の「爪」と呼ばれる部品で、
マシンで適正な張力でガットを引っ張った時に、
そのガットを掴んで固定する部分なのですが、このシャフトが
太くてお客様の所有している「GOSEN」製のマシンの規格に
合わず、使用する事ができませんでした。
「GOSEN」製のシャフトはφ12より0.02~0.05㎜細いのに対し、
お持ちいただいたメーカーのシャフトはφ12.2でした。
インチサイズなんですかね~。
ちなみに私所有のTOALSON製は、φ12.2でした。
今回、お持ちいただいたお客様の爪のメーカーは
「SUNFAST ST-008 ガット張り機 固定クランプ
[バドミントン&テニス兼用] 」です。
すべてを把握してませんが、TOALSONやGOSENなどの爪は
クランプ部とシャフト部を溶接で繋いでますので、旋盤で加工する
のは少々難しく、出来たとしてもコストがかさんでしまうのですが
こちらの「SUNFAST」製の爪は、シャフト単体に分解が可能でした
ので容易に追加工ができました。
φ12(-0.02/-0.05)に仕上げてお仕事終了!
久しぶりにストリンキングのお話もお客様と出来て、楽しい時間を
過ごせました。
ホームストリンガーの方で、お困りごとが
ありましたら是非ご相談ください!

いままで、忙しさもあってテニスから遠ざかってましたが、
最近、またテニスを少しずつですが始めています。
あらためて、テニスって楽しいですね\(^o^)/